第一印象とは一般的に「初対面で相手に抱く印象」のことをいいます
「初頭効果」ともいい、最初に抱いたこの第一印象は印象に残りやすく、後の評価にも大きく影響するといわれています
しかも、第一印象はわずか3〜5秒で決まるともいわれています
そのなかでも歯の白さは、第一印象を左右する重要な要素です
歯が綺麗だと第一印象は格段に変わり、清潔感だけでなく好感度も大きくアップします
今回はそんな第一印象をよくするための一つとして、ホワイトニングについて、どんな種類があるか、料金はどれくらいかかるのか解説していきます
目次
- ホワイトニングの種類
- 1-1 ホームホワイトニング
- 1-2 オフィスホワイトニング
- 1-3 セルフホワイトニング
- 1-4 デュアルホワイトニング
- ホワイトニングの料金
- ホワイトニングの注意点 4点
- 3-1 色戻りする
- 3-2 知覚過敏が生じる可能性がある
- 3-3 人工歯は白くならない
- 3-4 神経の死んだ歯には対応できない
- 綺麗な歯を持続するために心がけること 4点
- 4-1 歯の定期健診を受ける
- 4-2 食後すぐに水ですすぐ
- 4-3 着色しやすい食事や飲料を避ける
- 4-4 喫煙を控える
- まとめ
1.ホワイトニングの種類
1-1 ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯を漂白する作用を持つ薬剤を歯科医院orクリニックで処方してもらい、マウスピースと薬剤を使って自宅でするホワイトニングです
薬剤を流し込んだマウスピースを、1日1~2時間装着するだけと簡単で、日常生活の合間にケアを行えることが魅力です
オフィスホワイトニングと比較すると、漂白作用がおだやかな薬剤を使用します
その分即効性は劣るため、毎日装着しても2週間程度かかります
1-2 オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や衛生士の施術を受けるホワイトニング方法です
歯科医師・歯科衛生士にしか取り扱いができない「過酸化水素」「過酸化尿素」などの漂白成分を使用し、薬剤を活性化させる専用機器を用いた本格的なケアを行うため、即効性が高く効果が実感しやすいという点が大きなメリットです
1回あたりの施術時間は30分~1時間程度
1回完了か数回の通院が必要かは医院やメニューによって異なるので、歯科医院で確認する必要があります
1-3 セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、医療機関ではないサロンに行って自らの手で行う方法です
非常にリーズナブルなため、ホワイトニングをまずは手軽に試してみたいという若年層を中心に人気です
セルフホワイトニング店には、医師・歯科医師・衛生士ではない一般のスタッフが口の中を触って行う施術は違法行為にあたるため、医師や衛生士はいません
そのため、サロンスタッフから施術方法や、使用方法の説明を受けた後は自分で作業します
また、漂白成分である過酸化水素も取り扱うことができませんので、ケアはあくまで「クリーニング」の範囲内です
歯の汚れを落として本来の色に近づけるという意味で、ホワイトニングのひとつと分類されています
主に使用する成分は酸化チタンやポリリン酸などを使用しケアを行います
術の説明も含めた初回の所要時間は約1時間、2回目以降は30分ほどです
1-4 デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うケアをデュアルホワイトニングといいます
歯科医院での施術により歯を白くした後、ホームホワイトニングによるケアを繰り返し行うことで白さを深め、歯の白さを持続していきます
2つのホワイトニング方法でアプローチするため、芸能人のような歯の白さ・即効性・持続性・高い効果が期待できます
料金は高額になりますが、徹底的にキレイにしたいなど、歯の白さを求める人にはおすすめです
2.ホワイトニングの料金など
ホワイトニングの種類、料金、所要時間などは以下の通りです
あくまで目安なので、料金などはクリニックやサロンで確認お願いします
ホワイトニング | 料金 | 所要時間 | 場所 |
ホームホワイトニング | 約25,000円~50,000円 | 1〜2時間 | 自宅 |
オフィスホワイトニング | 1回10,000~70,000円 | 30分~1時間程度 | 歯科医院 |
セルフホワイトニング | 1回2,000円~5,000円 | 30分~1時間程度 | サロン |
デュアルホワイトニング | 約30,000~100,000円 | 歯科医院&自宅 |
3.ホワイトニングの注意点 4点
ホワイトニングを受ける・行う際はいくつか注意点があります
注意点をよく確認して、白い歯を目指しましょう
3-1 色戻りする
ホワイトニングに通ったからといって、効果が永久に続くわけではなく、時間とともに再び汚れや色が付いていきます
飲食、喫煙、歯磨きの仕方により個人差がありますが、ホワイトニングの白さを長期間キープするためにはメンテナンスも重要です
3-2 知覚過敏が生じる可能性がある
オフィスホワイトニングでは、高い漂白作用をもつ過酸化水素を使用します
歯に浸透すると一時的に歯の内部を脱水状態にするため、施術中や施術後に歯がしみるように感じる知覚過敏が起きることもあります
3-3 人工歯は白くならない
レジンやセラミックから構成される人工の歯は、ホワイトニングを受けたからといって白くはなりません
人口歯の黄ばみをどうにかしたいという場合は、人口歯自体の補修が必要になります
3-4 神経の死んだ歯には対応できない
虫歯で神経を抜いた歯がある人や、歯を打って神経が死んだことがある場合はホワイトニングできません
あくまで、ホワイトニングの対象は歯の神経である歯髄(しずい)が生きている歯の「天然歯」である必要があります
4.綺麗な歯を持続するために心がけること 4点
お金をかけて白くした歯は、永続的に白いままではありません
効果が持続するように日々心掛ける必要があります
4-1 歯の定期健診を受ける
歯科医院で歯の定期健診を受ける場合、付着してすぐであれば、着色除去することが可能なので、ホワイトニングを長持ちさせることにつながります
また、歯の定期健診は歯石除去や虫歯、歯周病の予防にも欠かせません
白い歯を保つためだけでなく、いつまでも清潔で健康な口内環境を保つためにも定期健診を受けましょう
4-2 食後すぐに水ですすぐ
歯の着色原因となるステインが含まれている食べ物や飲み物を摂取した後には、水で口をすすぐようにしてください
ステインをそのままにしておくと、ホワイトニングしたばかりの歯は水を吸収しやすいので歯に着色しやすくなります
それを繰り返していると、せっかくきれいにした歯が段々と黄ばみが着色し取れにくいと感じることもあるので、食べ物を食べた後は口を水ですすぎましょう
4-3 着色しやすい食事や飲料を避ける
ホワイトニング中は歯の色を抜く薬剤の影響で、逆に色がつきやすい状態になっています
このような状態で、カレーやミートソースのような食べ物、コーヒーや紅茶・赤ワインなどを口にすると、着色汚れとなるステインが歯に付着しやすくなってしまいます
すぐに歯磨きできる環境であれば問題ないですが、外出先など難しい場合もあるので、食べ物や飲み物には注意してください
4-4 喫煙を控える
タバコに含まれるタールやニコチンは口の中で茶色に変化し、唾液と結びついてヤニになり、歯が茶色く着色していまします
ヤニはステインよりも強力で、歯が着色してしまうだけでなく歯周病の原因になるので、喫煙は避けましょう
5.まとめ
以上になります
歯を白くする方法はたくさん種類があり、料金や効果もさまざまです
自分の目指す歯の白さ、予算などを含め、しっかり見極めて綺麗な歯をめざしましょう